EIZO FlexScan EV3895-WT レビュー
August 09, 2021
EIZO FlexScan EV3895-WT 37.5 型 ウルトラワイド曲面モニター を使い始めて 1 か月半経ったので、レビューします。
結論としては、製品に満足しています。
購入の動機
4 月に ジャパンネクスト 28 型 IPS 4K 液晶モニター を購入したばかりで結構満足していたのですが、使っていると「もっと大きな画面が欲しい」と思うことが多くなって、勢いで買ってしまいました。
ウルトラワイドにした理由は、デュアルディスプレイを避けて大きな画面を手に入れるためです。普段ノート PC/macbook を使っていて、持ち歩く際に頻繁にコードを抜き差しするため、デュアルディスプレイだと 2 個のモニタとのケーブル接続が必要になります。そこを、ウルトラワイドだと 1 本でデュアルディスプレイ相当の画面にできます。
2 本を 1 本にまとめられる機材もあると思いますが、USB-C 給電が 2 つある場合はどうなるのか、よくわからない上に少し危険に感じたため、そういった機材の検討はやめました。
EIZO
EIZO は日本の老舗 PC モニターのメーカーで、価格はお高いですが、品質が高いことで定評があります。
特徴
購入の決め手となったのは以下の点です。
- ウルトラワイド
- USB-C 給電が可能
- アンチグレア
- IPS
その他スペックは下記を参照。
参考: https://www.eizo.co.jp/products/lcd/ev3895/#tab02
使ってみた感想
解像度は丁度よい
解像度は 4 K モニター (3840x2160) と比較すると EV3895 (3840×1600) の方が劣ります。しかし、4K を使っていても拡大して使っているため、EV3895 の解像度で問題ないと感じています。 拡大して使う場合にも 4 K のほうが綺麗に見えるという意見もありますが、私の目はそこまで良くないようです。ちなみに私は EV3895 でも拡大せずに使うと細かすぎるので、windows では 125% で拡大して EV3895 を使っています。
最適なモニタサイズ?
モニタサイズは、縦の大きさが 27/28 型と同程度で、横の大きさが 1.5 倍程度です。大き過ぎると首が疲れるという話を聞きますが、このディスプレイはそんなことはありません。おそらく、これ以上大きくなると視界が一度に取れず、首を大きく動かさなけ ればならなくなるのかもしれません。しかし、さらに大きいディスプレイは使ったことがないため、もっと大きなディスプレイを使ってみたさもあります。
やはり USB-C 給電が便利
ジャパンネクスト 28 型 IPS 4K 液晶モニターでも言いましたが、やはり給電できるのは、コードを 1 本にできて便利です。ノートブック常用勢には助かります。
USB ハブとしての機能
こちらハブ機能を試していないのでノーコメントです。映像出力ケーブルとは別に、USB を PC からモニターに接続することで、USB ハブ機能を持たせられるので、結構柔軟に使える のかもしれません。
(後日追記するかもしれません )
スタンド
標準でついているスタンドが十分使えます。位置調整も無段階で調整しやすいです。
その他
- モニターの設定は、画面下部にタッチ式のボタンがついていて調整しやすいです。
- Picture by Picture 機能で複数 PC の出力を、同じモニターに並べて表示できます。(最大 3 台まで)
- ジャパンネクスト 28 型 IPS 4K 液晶モニターのときは起動時に色むらやちらつきがあり、しばらくすると落ち着きますが、FlexScan EV3895 は全くそんなことなく、起動と同時に綺麗に表示され品質の良さを感じます。
写真
現在、ジャパンネクスト 28 型 IPS 4K 液晶モニターは、主に iPad Pro を大画面で見るために利用しています。
デュアルディスプレイとして使うこともできますが、上述のように PC への接続コードを増やしたくないのでそれはしてません。
不具合
今のところ何も問題ないです。
もし不具合や故障があった場合でも、5 年間保障があるため安心です。修理中は代わりのモニターを貸し出してくれるそうでサポートも充実しています。価格はサポート費用も込みと考えてよいでしょう。
まとめ
買ってよかったです。