ブログのカスタムドメイン化
July 23, 2020
Domain Registrar の選定
ドメインレジストラの選定を行った結果、 Google Domains からドメイン取得することに決めた。
選定の決めてとなったメリットは以下。
- 比較的安い (.com —> ¥1,400 + 税)
- WHOIS 代行 (privacy protection) が無料で使える
日本のレジストラのシェア1位は、圧倒的に お名前.com らしい。
日本国内におけるレジストラのシェアを見るとお名前.com が圧倒的で、349 万 7,525 個のドメインを管理し、日本のレジストラのうち 85%を占めるに至っています(世界全体で見ても 9 位)。
参考: その独自ドメイン、Google に移管してみ ない?Google Domains が日本から利用可能になっていたのでドメインを移管してみた。| makkyon web
ただ、お名前.com はあまり良い噂を聞かない。迷惑メールが大量に届くらしい。
お名前.com ドメインニュース配信なしにして 1 週間くらいはたつが未だにメールが止まる気配がないのでブロックした。evil すぎる。
参考: https://twitter.com/diescake/status/1123845247342194688
ちなみに “.com” ドメインは、お名前.com のほうが 1,280 円 なので、Google Domains よりも安いが、WHOIS 代行に 980 円/年 かかるらしい。 なので、プライバシが気になるなら Google Domains のほうがお得ということになる。
Google Domains の注意点として、“.jp” や “.tokyo” ドメインは扱っていないらしい。
Google Domains の取り扱いドメインは gTLD(general Top Level Domain =国に限らず誰でも取得できる一般的なドメイン)で、「.jp」や「.tokyo」は扱えないようです。
参考: その独自ドメイン、Google に移管してみない?Google Domains が日本から利用可能になっていたのでドメインを移管してみた。| makkyon web
Google Domains でドメインを取得する
Google Domains に行くと表示される手順で簡単に購入できた。
購入時に以下の謎のメッセージが表示されたが、非商用目的でも問題ないらしい。
Google Domains のサービスは、現在お住まいの国で営利目的または商用で使用する場合にのみご利用いただけます。
参考: Google Domains で取得したドメインを非営利目的(非商用)で利用しても良いらしい(?)
Subdomain の作成
サブドメインを作成する手順を記載する。
- 取得したドメインの設定画面の左のナビゲーションメニューから DNS を選択
- ス クロールダウンして、Synthetic records の箇所で、プルダウンメニューから Dynamic DNS を選択
- 作成したい subdomain 名を入力して Add ボタンをクリック
これで作成が完了する。非常に簡単。
ちなみに、Google Domains では Subdomain forward という機能を提供している。これは、作成した Subdomain へのアクセスを任意の URL へリダイレクトしてくれる機能であり、特にアプリケーションサーバー側での設定をしなくても転送してくれるので便利だと感じた。
Netlify で Google Domains で登録したドメインを利用する
基本的には、Netlify の管理画面に記載の手順で、特に詰まるところはなかった。
大まかな流れは以下。(Netlify DNS を利用する場合)
- Custom domains に、上記で作成した Google Domains のサブドメイン URL を入力する
- Netlify DNS を利用するために、Google Domains の設定画面の DNS —> Name servers で、以下の 4 つのネームサーバーをカスタムネームサーバーとして設定する
- (この際、DNSSEC を off にしてくださいという警告が表示されたが、ドメインを取得したばかりだったので、警告を無視して name servers を変更した)
dns1.p06.nsone.netdns2.p06.nsone.netdns3.p06.nsone.netdns4.p06.nsone.net
- Netlify 側で SSL/TLS certificate を自動で設定してくれるのを待つ
- (これが反映されるまでに、最大で 48 時間ほどかかるらしい)
- 今回の場合、1 晩(約 6 時間)で完了した
というわけで、このサイトの URL が無事にカスタムドメインになった。
感想
- hakasenote.netlify.app のままでも良いかと思っていたが、独自ドメインを設定した後も、hakasenote.netlify.app と独自ドメインの URL の両方が使えるようになるので、独自ドメインを設定して良かった。
- Google Domains が使いやすかった。(AWS Route 53 でドメイン登録して、AWS ACM でゴニョゴニョしたときはわかりにくかった。)